引越し業者の選び方って慣れていないと難しいですね?
ここでは、引っ越し条件によって適した業者の選び方やコツやポイントについて記載していきます。
長距離か近距離か選び方が異なる
引っ越し業者選びは長距離か近距離かで異なります。
長距離引越しなら大手か長距離専門業者
長距離引越しなら、地元密着業者は対応していない場合が多いので、
- 大手引越し業者
- 長距離専門の地元密着業者
の2択になります。
大手や長距離専門の業者だと配送方法が豊富で、たとえば鉄道コンテナ便であったり、混載便という特殊な輸送方法があります。
- 鉄道コンテナ便は、列車のコンテナを使い荷物を一気に運ぶため運賃が安くなる
- 混載便は、大型トラックで同じ目的地に運ぶため運賃が安くなる
という節約できる運送方法になります。
ただし、目的地に届くまでに1週間~2週間程度かかったり、積み替えが多い為荷物が破損する危険性が若干ですが上がります。
長距離に慣れていない地元密着業者だと、配送方法は基本的にトラック貸し切りで輸送するため料金は高くなります。
近距離なら地元密着業者もしくは軽貨物運搬業者
また、近距離なら地元の密着業者の方が、全国に向けての広告費をカットしている分、料金は基本的に安いです。
地元密着型は中小が多いため社員が少ない分、引越し業務に慣れている方も多く、作業ミスや伝達ミスが少ないメリットがあります。
その他には、軽貨物運搬業者の赤帽も料金が安くてお勧めです。
特に家電や家具だけを運んでもらい、小物は自分で運べる方には運賃を大幅に節約できるメリットがあります。
荷物が少ないか多いかで選び方が異なる
引越し荷物が少ないか多いかでも引越し業者の選び方が異なります。
荷物が少ない場合は、
- 単身パックがある引越し業者
- 積み切り便がある引越し業者
が候補に入ります。
荷物が少ないなら単身パックが安い
単身パックは、決められた容量のボックスに荷物を入れて送るだけなので見積もりも必要なく、料金も定額かつ安価です。
ただし、BOX内に収まらない場合は、追加であったり別日に個別配送というデメリットもあります。
単身パックがある大手業者は、
- サカイ引越センター
- クロネコヤマト
- 日本通運
- 佐川引越し
- 福山通運
運送業者が多いですが、引越し業者と同等の保障も付いてきます。
荷物が少ないなら積み切り便がある業者もお勧め
積み切り便は、トラックに荷物を詰めるだけ積むという特殊な運送方法で、トラックの大きさを先に指定するため料金は安価です。
特に、大型家具や家電のみを運んでもらい、その他の荷物も少ない場合はお勧めの方法です。
ただし、万が一トラックに載りきらなかった場合は、別の配送方法で輸送しなければいけないデメリットがあります。
大手でも地元密着業者でも積み切り便に柔軟に対応してくれるので見積もり時にご相談ください。
荷物が多いなら大手引越し業者がお勧め
単身クラスで荷物が多いなら、大手でも中小でもサービス内容で決めれば問題ありません。
しかし、家族4、5人クラスで荷物が多い場合は、大手引越し業者を選択した方が良いです。
中小だと作業人数に限りがあり、思わぬトラブル時には作業が滞るケースもある為です。
一方、大手だと作業人数が多いため、作業が遅れている場合は他現場から応援がきてくれてマンパワーですんなり作業が終わるケースもあるためです。
引越し業者選びで重要なサービス内容を確認
引越し業者選びで重要になるのがサービス内容です。費用はもちろん、荷物に関する事もあるので必ず確認しておきましょう。
訪問見積もりの有無
訪問見積もりは面倒と思うのは当然ですが、訪問見積もりを行わないと必ず当日にトラブルが起きます。
荷物量は電話口やネットでは正確には伝わらないので、当日には、荷物がトラックに載らず後日配送&追加料金が起こりえます。
トラブルを起こさないためにも自宅まで来てくれる引越し業者を選ぶようにしましょう。
梱包資材の無料配布
以外に料金がかかるのが梱包資材です。
- ダンボール
- ガムテープ
- エアーキャップ(プチプチ)
- 圧縮袋、布団袋
等々、すべてイチから集めると1万円は軽くかかってしまいます。
梱包資材の配布は、無料・有料と業者によって分かれますので、見積もり時に必ず確認しましょう。
保証面の確認
保証については詳しくは引越し約款といった見積もり時にもらえる書類に細かい文字で記載されていますが、保証に入っていない業者は選んではいけません。
また、故障時には責任がどちらにあるか曖昧になる事が多いため、必ず引越し当日に家電の動作確認や段ボールの個数のチェックを行ってください。
家屋の養生の有無
業者のスタイルも重要で、スピードだけを重視している会社もあれば、建物に傷をつけないよう時間をかけて養生を行う業者もあります。
新築への引越しであれば、価格が安くても養生を行わない業者は選んではいけません。
不用品の回収サービス
引越しでは、必ず不用品が出てきますので、回収を全て料金はいくらでしてれるのか確認を行ってください。
また、引越し後に不要になった段ボールの回収サービスも行ってくれる業者選びが肝心です。
以上のサービス内容は公式ホームページでは全て事細かに掲載されている訳ではありません。
ですので、自宅見積もりを面倒がらずに、必ず数社から見積もりを取ってサービス内容を確認するようにして下さい。